歯を削る量は少なくて済みますが、食べ物のかすが詰まりやすい、食事の時に動きやすい、食べ物の味がわかりにくいなど違和感が大きく、また使っているうちに隣の歯に対する負担が大きくなることがあります。
例えば釘に釘抜きをかけて揺さぶっていると、どんなに頑丈に打ち込んであった釘でもいつかは引き抜かれてしまうものです。 歯も同じで、バネがかかった歯は時間の差こそあれ、弱ってしまうのです。
違和感は非常に少なく、ご自分の歯とほぼ同じ様な噛みごたえですが、健康な歯を削らなければなりません。場合によっては神経を取る必要もあります。
チタン表面のでこぼこ具合が骨を造る細胞が住みやすい状態を作ります。
このようにチタンと骨がくっついてしまうことをオッセオインテグレーション(骨性統合)といいます。ちなみにこの言葉もブローネマルク教授が名付け親です。この現象のためにインプラントは歯の代わりに機能することができるのです。
●1952年にスウェーデン イェテボリ市にある応用生体工学研究所所長のブローネマルク博士により発見
●1965年より歯科分野でインプラントの治療がスウェーデンから始まりました。
■ブローネマルク教授
この革新的で最先端の治療法インプラントは、歯がない状態から喜びに満ちた楽しい笑顔と楽しい食生活、若々しい健康的な表情を取り戻すことができる信頼性の高い治療法です。
また、お伝えしたい大切な考え方として、予防歯科が定着している今日、歯をむし歯や歯周病で失う可能性は年々減ってきていることを臨床家として実感しています。特に最初に歯を失ってしまったとき、従来のブリッジで処置することで、周りの健康な歯をたくさん削ってしまい、その結果そう遠くない将来失ってしまう。そんな悲しい事態を避ける事ができるのがインプラントなのです。最初の一歩が大切なのです。
数年前にノーベルバイオケア社のCEOでブローネマルク教授の右腕だった、Dr.ネルソンが熊本の我が師匠中村社綱先生の元にこられた際に、インプラントが何故歯の代わりになるのか発見したか、という話しを直接お聞きする機会がありました。
簡単に言うと、歯が抜けた場所のアゴの骨に小さな穴を開け、そこに人工の歯根(ねっこ)を植え込み、アゴの骨とくっつくのを待ってその人工歯根の上に歯(冠)をかぶせます。材質は骨と親和性がよくアレルギーをほとんどおこさないチタンが使われています。

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